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ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌価格: 3,000円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 歌っているのは、一流のオペラや歌曲の歌い手で、いずれも端正な歌いぶりである。クラシックの好きな人向きかもしれない。
私がこの歌集を買う気になったのは、斉藤佳三の「ふるさとの」が、入っていたからである。母が、生前、この歌を台所でよく口ずさんでいたのを懐かしく思っていたが、改めて聴いてみて、胸が熱くなった。信時潔の「沙羅」が入っているのもうれしい。「海ゆかば」 (私は名曲だと思うが) のせいか、彼の歌をめったに聞く機会がないのを残念に思っている。
「カチューシャの唄」や「ゴンドラの唄」は、出だししか知らなかったが、今回、全曲を聴くことができた。 |
さとうきび畑価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:18 ナンバーワンよりオンリーワン。沖縄が生んだ盲目の天才テナー、新垣勉の座右の銘だそうである。その歌声に耳を傾けていると、人間、その個の存在を讃え尊ぶ清らかなメッセージが心に響いてくるようだ。 彼を人々に印象付ける決定的な作品となった表題曲<5>は、日本で唯一の地上戦となった沖縄の自然と過去への思いを描くことで深い悲しみを表現。ほか、ポピュラーなオペラや聖歌に唱歌、喜納昌吉の<13>なども取り上げられているが、それぞれ人柄がにじみ出る作品となっている。彼の歌を知ることで自分自身を大切にできるような気がする。(春野丸緒) 今日、私は、このCDを何度リピートして聴いたことでしょう。 |
コントラバス名演集価格: 1,000円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 トゥルンプは、ゲーリー・カーやクラウス・シュトールに比べてコントラバスの名手としては忘れられがちだが、このCDはなかなかよかった。最初の方に入っているボッテシーニの難曲の完成度も高いし、「白鳥」をチェロで演奏しているように見立ててみるという先ほど出てきた二人にはない遊び心のようなものも見せている。 気楽な感じもするのでコントラバスに詳しくなくても楽に入っていけそうなCDだった。 |
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