ハリウッド玉手箱 価格： 4,200円 レビュー評価：4.0 レビュー数：1
世界最初のトーキー映画『ジャズ・シンガー』から、ショパンのノクターンをアレンジした曲で名高い『愛情物語』まで、クラシックなハリウッド映画から全７５曲を厳選したこのCD、各映画の解説も入ったライナーも充実しており、満足のゆく内容でした。今でも、よく耳するような名曲の原点がここに集合しているといっても過言ではなく、曲目そのものが、それぞれの映画の雰囲気を率直に表現しており、実際に見ていなくてもイメージできるような感じがして良かったと思います。映画ファン以外の人にもお勧めします。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
アンデルセン3つの愛の物語 (Books Pooka) 価格： 1,680円 レビュー評価：5.0 レビュー数：1
星5つじゃ足りません。
本当に素敵な本です。
この表紙の絵が気に入ったのならば、ぜひとも全てのページを開いて欲しい。
「親指ひめ・人魚姫・マッチ売りの少女」が収録されておりますが、
１作品ごとに絵を描いている人が違って、それが作品一つ一つの良さを最大限に出していると思います。
親指姫は、この3つの作品の中では一番ポップで可愛らしい色づかいになっています。
人魚姫は悲しい結末を思い起こさせるような、せつない青で統一されています。
マッチ売りの |
グリム、アンデルセンの罪深い姫の物語 (角川文庫) 価格： 580円 レビュー評価： 4.5 レビュー数：3 単なる毒のあるパロディ本かと思いきや、あとがきまで読んで原文のままの箇所の多いことに驚きました。グリムもアンデルセンも、夢のあるお話として子供たちに読み継がれ、誰もが知っている勧善懲悪のお話になっていますが、事実は違ったんですね。 女性のあり方が、当時の社会の中で如何に蔑視されていたのか、そう考えながら読むと深いものがあります。
それぞれのお話の最後にある｢教訓｣は、現代の感覚からすると、時代錯誤も甚だしいのですが、当時の人間にとっては頷けるものなのでしょうね。女性の地位についてさまざまな問題提起がなされている本ですが、読み物としても結構面白いです。｢人魚姫」のお話などは、こちらの |
